居場所

(何だか昨日の続き)

 

私が食器を洗っていると、

 

女の人が食べ終わった後片付けをしてる

その間に男の人は

何かできるサービスをする

これがいい♪

 

そう言いながらシャケを焼いて

美味しい御茶漬けを作ってくれた

 

 

幼い頃から憧れた初恋の人

今はもう会えない親戚のおじさん

 

 

 

 

おじさんの奥さんは

何でもできる女性

良妻賢母な人でお似合いの夫婦だった

 

お似合いの夫婦だと思っていた

 

 

御茶漬けを作るおじさんの言うサービスは、

何でもできる奥さんには

嫌味な行為として受け取られたのかもしれない

どちらもしてあげる事に一生懸命

 

ここに、この場所に

自分に出来る事はもうない

ここは私の居る場所ではないと

別々の居場所を探した

 

出来る事がなければ、

ここに居るのは苦痛

 

出来る事がある場所に居たいと思っただろうか

 

 

 

もうすぐ会社勤めの社会人は

人事異動の時期を迎える

だからなのか

ふと、そんな事を思い出した

 

 

とっくに忘れた学生の頃の出来事


 

 

 

 


私にとっての居場所

私の居場所


、、、私の居場所はここ

 

「居場所」は

私が居る場所

今、居る場所なんだ

 

今頃気がついた。

 

 

 

ここは私の居る場所じゃない

なんて思っても

とりあえず

今私が居る場所が、私の居場所

 

 

たとえ、ちょっと違うなと思っても

自分が望んだのはこんなんじゃないと感じたとしても

とりあえずここが今の居場所だと思って過ごすと

結局はそう大きくは違わない、違ってない、

むしろ、ピッタリって事がある。

 

ここに居るのに

ここじゃない、ここじゃないと別の場所を探していると、

いろんなご縁を

いろんな学びを

いろんなチャンスを

そして大切な時間を

いつの間にか受取拒否して過ごしてしまう

 

 

今はここが私の居場所

 

それ以外の自分の居場所を探しても、

ここ以外どこにもない


意図していても、意図していなくても

その結果が今居る場所なんだ


ここで誰かになろうとするのではなく

ここにしか居ない自分をみつける

ここでしかなれない自分がきっといる



居場所を受け入れるという事は

決して自分を無くすという事ではなく

自分を見失わないという事なのだと思う



 

 

 

 

 

おじさん、おばさんの事は

今でもやっぱり大好き

今でも手をつないでくれている