慌てない、慌てない。

 

有漏路より無漏路へ帰る一休み

 

 

旅先で出会った

一休さんの言葉

 

 

気になって調べた

 

 

 

 

有漏路は迷いの世界

想像力豊かな

不安でいっぱいの世界

 

うろうろするは

有漏有漏すると書く

 

うろうろと迷って

何もできずにいること

 

 

 

まだ起きてもいないことを心配したり

 

誰かの気持ちを勝手に想像して怯えたり

 

また同じことが起きたらと怖れたり

 

そのうち飽きられるんじゃないかと不安になったり

 

 

 

空想の世界にいて

こころは疲れている

 

疲れていることもわからず

突っ走っている

 

 

 

 

無漏路へ帰るは

疲れたこころを無にして

一休みしようということかな

 

 

 

 

不安なことは考えないようにしても

やっぱり出てくる

 

見ないようにすればするほど

出てくる

 

無視をすれば

いじける

 

 

だから

あっさり認めてしまったらいい

どう思っても

そう思っているんだなと

認めると

案外すっと無くなる

 

 

すっと無くして、一休み

 

一休みしたら

そこからできることをやればいい

 

 

 

未来を先読みして

慌てない、慌てない。

一休み、一休み。

 

 

 

 

有漏路より無漏路へ帰る一休み

 

その続きは

 

雨ふらば降れ

風ふかば吹け

 

 

 

どんな自分でも慌てない

どんな自分にも怯まない

それがやがて世界とつなげてくれる

 

 

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