呼吸
なんだろう、なんて気持ちがいいんだろう
胸をはって歩く
カラダ全体で呼吸をする
今まで欲しくて欲しくてしがみついていたものが
そうでなくてもいいかなって気がしてきた
何でこんなに清々しいのだろう
こうでなくっちゃって思っていた事が
そうでなくてもいいかなって思えてきて笑える
何をわだかまっていたのだろう
何を恐れていたのだろう
もうどうでもよくって笑える
吸って吐く
吸って吐く
カラダ全部で
吐いてそして吸う
それの繰り返し
その後は暫く瞑想
沈黙の時間と空間の中に自分を置く
誰かの言葉を自分らしさと思って過ごしている
いつのまにか誰かの言葉のとおりの自分を生きている
そんな自分にも気づく
呼吸の仕方をカラダが思い出したとでもいうのだろうか
産まれたときに
泣きながら覚えた一番最初の呼吸を
あなたを生きてるの?
あなたを生きるのよ!
はぐれても
またここに戻りたい
またここに戻れる
そんな想いで歩くヨガからの帰り道