けがれのない心

 

子どもの頃はけがれのない心でいられた

 

私の知る限り

 

本当にやりたい事って?

この先このままでホントに大丈夫?

これさえあれば必ず成功する

自分なんかに出来るわけがない

しあわせって何?

 

何て思いながら過ごしている子どもはいない

 

 

 

 

子どもの頃はけがれのない心でいられた

 

1日1日を夢中で過ごした

 

 

けがれとは

気枯れとも書く

気が枯れてしまう

生命力を失っているという意味

 

大人になるにつれ

気枯れていく

 

気が枯れて

心配や

思い込み

迷い

自分への疑いが襲ってくる

 

 

どうして

いつから

うなっちゃったんだろう

 

 

言葉を覚えて

言い訳を覚えて

嘘も覚えて

冗談を言って誤魔化せるようになって

あきらめの呪文をつぶやいて

 

人に対してやっている事を

いつのまにか自分にもやっていて

 

そのうち枯れちゃった

 

 

だけど

枯れた枝で覆われてしまっていても

枯れないで生きづいている芽もきっとある

 

 

生命力を失わず

きらめきを失わない

ずっと息をしている

呼吸をやめない何か

 

 

 

 

それを

感じてみるといい

 

 

それを

大切に育てられたらいい

 

けがれを知らない心で