(怒)

 

夏休みの休暇を利用して参加した

ある小学校の就学支援事業での出来事

 

小学校4年生の

男子と女子の仲が良くなくてトラブルとなり

授業が進まないという事が起った

女子の何人かがとうとう泣き出す始末

 

 

その中の一人の子が

自分の怒りをコントロールするかのように

怒りの感情をノートに書きまくっていた

 

相手を攻撃する言葉を繰り返し繰り返し

 

ノートに書く事で

怒りをコントロールしようとしていたけど、

逆に怒りにパワーを与えているようだった

 

いつか自分を愛せる言葉が出てくるといい

 

 

水を飲む、深呼吸をする、その場を離れる

気分転換をするなど

怒りをコントロールする方法は色々とあるようだ

 

 

怒りを認めるのは簡単な事ではない

 

 

私は間違っていないと思えば

相手を攻撃する思いや言葉が溢れてくる

 

あの人が悪いと主語があの人なら

自分の怒りの正体に気づくのは難しい

あの人は非難されて当然となってしまう

 

 

自分の正しさの主張に終始していては

もったいない

 

私は怒っている

その事をもっと認めてあげよう

 

 

私はこの時間を大切に思っている 

私はこんなに期待した

だけど何これ(怒)

 

私はもっと先生の話が聞きたいのに

ちゃんと聞こえない(怒)

 

私はここにいるみんなが同じ目的に向かっているとすばらしいなと思う

でもそうではないから悔しい(怒)

 

正しいかそうでないかは置いといて

 

 

 

 

 

怒りには隠された正体がある

 

 

その事が不安だし心配

私はそれを悲しいと思っている

それが悔しくてたまらない

 

それが怒りとなる

 

怒りは

そうなりたい願いや目的、理想のもう一つの顔

それに気がついているから湧き上がる感情

 

そうではない現実と向き合っているから

やってきている

 

 

 

だけど

怒りは大きなチャンスに変える事が出来る

 

 

怒りは大きな大きなエネルギーだから

分かりにくいけど

 

怒りの正体

本物の願いや目的を思い出したら

そうなるように軌道修正すればいい

 

 

怒りのエネルギーを

原動力に変えて

 

 

 

 

 

本物の願いや目的を思い出したら

怒りをコントロールしようとしなくてもいい

 

だって

怒っている時間がもったいないから

もう簡単に怒らない

 

 

怒りがやってきたとしても

その度に

どうでありたいのかを確認すればいい

 

怒りを覚えるたびに

私たちはどこに向かいたいのかを思い出す