無い

 

ぼくにはわかるよ

ツマラナイって思ってるんだろ

 

 

 

それは君だけじゃない

ぼくだって同じだ

 

 

平気そうにしてるけど

この時間がたまらなく退屈で仕方ないんだ

 

 

ぼく達は確かに

鼓動する空間にいた

生きていることを実感していた

生きる意味を知った

 

 

それを知っているから

ここには何も無いように思うんだろ 

 

 

だけど、この時間をやり過ごさなくては

このどうしようもなく退屈な時間を

 

 

ぼくはずっとそうやって生きてきた

 

 

抜け出したいと思っているのは

君だけじゃない

ぼくも同じ気持ちだよ

だけど方法が無いんだ