おかしなおかしな夜

 

その人には大切な人がいます

その大切な人の笑顔が大好き

でも、

その人を笑顔にできるのは自分ではないと

いじけた言葉を送ってしまいました

 

 

その人の大切な人は

その人がいつも元気ならいいと思っています

だから、その人からのいじけた言葉に傷ついて、

自分には元気にする事が出来ないと肩を落としてしまいました

 

 

 

お互いがお互いを思っているのに

守りたい大切なものがあるのに

 

その想いは伝わらず、、、

 

 

その夜は、そんな

おかしなおかしな事が起こりました

 

今夜みたいに月が輝く美しい夜に

 

 

 

笑顔がみたいなら、自分が笑顔になればいい

そんな簡単なことなのに

 

  

送ったのは笑顔以外のものでした

 

スマホで簡単に送れる

笑顔以外のカケラ

自分の想いのほんのカケラ

 

カケラは想像を駆り立てます

自分の都合のいいように想像は膨らみます

 

 

 

守りたい大切なものがあるときは

スマホ

言葉も

想いも

想像力も

エネルギーも

使い方に気をつけないと

おかしな事が起こってしまうというお話

 

 

 

いじけた言葉が溢れた時は

空を見上げて

劣等感は何の意味もなかったという事を

思い出してみる

 

月に任せて、相手を思う

優しいエネルギーで想いを馳せる

 

もしかしたら、案外

それだけで良かったのかもしれません

 

 

 

誰かを思う気持ちは自分の中で

温めて育てる事ができます

誰かを思う気持ちがあるから

人はなりたい自分にもなれます

 

その種をスマホで送ってしまうと

手元に残らないから育てられない

 

手元から離れていく時も

想いとは違うカタチになって離れて行ってしまう

 

種をちゃんと自分の想いのとおりに育ててから送る

それもありだなぁと思いました