皮肉な構造

 

私は弱い人を助けたい!

高い志を抱く

とても尊いことだと思う

 

弱い人を助けたい人は

自分の弱さと向き合うといい

でないと、自分の強さしか見えなくなる

自分の周りには弱い人だらけになる

 

 

 

 

自分の事は後回しにしてでも

困っている人の役に立ちたい

という人の周りには

わがままな困っている人が集まる

困っている人が一人もいなくなればいいのにと思って始めたとしても

 

 

あなたを信じてるわ

だから私を裏切らないでねって言っている人も

結局また騙された、

もう誰も信じられないと嘆く結果になったりする

 

 

 

悪は無くなればいいと

正義を振りかざしている人の周りには

悪人が後を絶たない

 

 

 

 

どうして、何でそんなことになるのだろう

 

 

 

自分が望んだ世界とは

裏腹な事が起きてしまう

とても不思議な

皮肉な構造

 

 

 

そんなことが自分の周りで起こったら

自分の事が置き去りになっていないか

振り返ってみる

自分が留守になっていないか

自分を大切にしているか

 

私はこうでなければならないという

あるべき自分の理想像が

自分の存在理由になっていないだろうか

そうでない自分でいてもいいはずなのに

 

 

 

 

例えば、

自分が満たされていない人が

誰かを一生懸命応援しても

どこか不自然で無理がある

応援されている方も重いって感じる

応援がプレッシャーに変わったら

元気は出ない

 

本当に元気で

自分が満たされている人の応援は

心に響く

ああ、あんな風に成りたいなって

存在だけで勇気づけられる

 

自分を大切にすることができないのに、

応援する私はいつも元気でなければならないとムリをしても

その人から出ているエネルギーは

嘘をつけない

 

そのとおりの現実になってしまう

 

 

色即是空

空即是色

 

 

 

 

不思議に見える現象も

自分が作り出したとみれば

案外自然な事なのかもしれない

 

この現実は

私のエネルギーが作り出した世界

私にそのように見せているのかもしれないと

見る事ができたら

 

 

そんな時は

振り返って

軌道修正すればいい

 

本当の願いを思い出せばいい

信じること、愛することを覚えながら

また進めばいい

 

 

 

 

 

 

 

どうか、

尊い祈りが届きますように

志や願いが叶いますように