let go!

 

祖母は私のことをとてもかわいがってくれた

 

他に7人の孫がいたが

いつもそばにいて欲しかったようで

2歳になる前に妹が産まれると

私は両親と離れて祖母と暮らすことが多くなった

 

祖母は早くに旦那さんを戦争で亡くしたから

いつも独りで頑張ってきた

私も妹が産まれて

今までみたいに両親から愛されていないと

勝手に思っていたから

ぽっかり穴が空いたもの同士

一緒にいると安心できた

 

 

 

今日は違う記事を書こうと思ったのに、

昨日はおばぁの命日だったなーと思っていたら、

愛について書いてと

おばぁの思いが伝わってきた

 

 

おばぁに手伝ってもらいながら書きます

 

 

 

 

祖母の可愛がり様はすごいもので、

私が外に出るのを嫌った

失う怖さからなのか、

いつも目の届くところに置いておきたかったみたいだ

そんな祖母との暮らしは幼稚園に上がるまで続いた

 

 

 

他の7人の孫とは

私と話す時と表情も眼差しも声も違っていた

 

他の子には

どちらかと言うと意地悪な態度で接していたから

家族の中では嫌われていた

中学生になって一緒に暮らす様になってから

妹たちがするように

私も祖母に対して冷たい態度をとるようになった

 

それでも祖母は

ニコニコ笑っていた

ちょっと困ったなという表情で

何も言わず笑っていた

 

 

 

 

ここからは私が受け取った祖母の想い

 

 

当然の結果なの

それはおばぁが手放すことを知らなかったから

 

 

愛を受け取ったら、手放した方がいい

let   go!

 

 

手放したら無くなってしまいそうだけど

息を吐いたら

新しい空気が自分の中に入ってくるでしょ

息を止めていては息をすることができない

 

 

そうやって愛は循環させた方がいい

愛を留めようとしても

違ったものになってしまう

 




 

次にやってくる愛も

こんなのがいいって限定してしまわず

そんな思いも手放してしまって

素直に受け取ったらいい

 

息を吐いても

次の空気を選んだりはしないでしょ

 

 

こんな形でないと愛だと思えないなんて

とても残念なことだから


愛は思っているよりも

ずっともっと計り知れないもの

 

 

 

自分が思ったとおりでなくてもちゃんと感じて欲しいな

自分の想像の範囲で期待したりしないで

手放せば

しがみつかなくてもちゃんと巡ってくるから

少し時間はかかっても必ずね

 

 

だから安心して

愛を受け取ったら手放してみて

空高く放り投げてみてごらん

 

 

 

 

今、私があなたに教えられることです

おばぁを思ってくれてありがとう