人の為ならず

 

なかなか読み進まない本がある

 

 

何度も読み返してみるのだけど 

進まない

 

 

 

 

ほめ育て

の本

 

 

 

ほめる

ほめられる

に慣れていない

 

 

 

だから

本の内容も表面的にはわかっても

本当にそう思っているのかわからない

 

腑に落ちてこない

 

 

 

 

厳しくされても

愛されていたと思って

育った

 

 

ほめて育てることは

いいとわかっていても

ストンと腑に落ちない

 

 

 

 

期待されていないと

 

注意もされない

叱られもしない

 

そんな事も経験すると

 

ほめてくれなくてもうれしい

声をかけて貰えるだけでうれしい

 

 

 

だけど

 

何となく

 

自分がそうだからって、、、

今までがそうだったからって、、、

これからもそのままでなくてもいいのかも

 

 

という気持ちになって

ほめ育ての本でも読んでみようかと思った

 

 

 

 

 

 

 

情けは人のためにならず

という諺がある

 

その続きは

巡り巡って己がためなり

 

 

 

 

 

ほめ言葉も情けと同じかもしれない

 

相手のためにと思ってほめ言葉をかけるけど

 

相手の価値を認められることは

きっととてもすばらしいこと

 

 

 

 

言霊

 

言葉に宿るいのち

 

ほめ言葉は使い方を間違えなければ

 

相手だけでなく自分も認める言葉

 

 

 

ほめ言葉が見つからないときは

認め言葉でもいいのかもしれない

 

 

 

 

ほめ言葉、認め言葉は人の為ならず

 

 

美しい言葉をたくさん知っていると

 

結局は自分にも返ってきて

 

認めることがもっと見えてくるのかもしれない

 

 

 

 

お世辞やおべっかとは違う

 

相手を操るための甘い罠でもない

 

 

 

こころから

 

いい。

 

と認められる美しい言葉を

もっと知っていたいと思った