共感

 

私はよく人と意見が合わない

意見が合わないというより

 

みんな

何でそんなに怒っているのか

何がそれがそんなにおかしいのか

何にそんなに呆れているのかが

 

よくわからない

 

 

 

 

よくわからないけど、

成果主義の社会では

わからないとは言えなくて、 

 

あの人のようにならないように

あんなふるまいをしなければいいと

そう覚えながら生きてきた

 

 

よくわからないまま

間違えて同じことをしてしまわないように

仲間はずれにならないように

できるだけ何もしないように過ごしている

卑怯かなと思いながら

 

 

 

でも、私がわからないことについて、

おかしいと思われたくないことについて、

 

私にはわからない

それは違うと思う

私はこう思うんだけど

 

堂々とそう言って生きてる人に出会う

ちゃんと上手に表現できているものにめぐり合う

 

 

その時

私の暗くて冷たい部分に

強くてやさしい光が射す

 

 

 

私はおかしいかもしれないけど

私はおかしいかもしれないという感情を

誤魔化さなくて良かったと

そう思う

 

 

正しいとか間違ってるとか

できるとかできないとか

ネガティブとかポジティブとかで

片づけなくて良かったと

 

 

 

 

どんな感情も、受け止めてみる

共感はその先に生まれるのだと思う