自惚れ

 

自惚れていると

注意される

 

気をつけなさいと

 

油断するな

油断していると誰かに足元をすくわれる

 

傲慢になるな

傲慢になると誰の言うことも聞けなくなる

 

慢心は危険だと

諭される

 

 

 

でも、

自惚れているときって

自分の事が大好き

 

何でもO.K.で

みんないい人

全部自分の味方に見える

 

自身に満ち溢れていて

成功するイメージしか沸かない

 

自分自身が大きくなって

何でも受け入れられる気がする

 

 

それって、悪いことではない

 

 

だから、

自惚れていられるうちは

その時にしかできないことをやってみよう

 

 

自信がなかった時には見えなかったものを

ちゃんと見よう

 

耳の痛いことも、今なら聞くことができるかもしれない

 

高揚している感覚をちゃんと味わおう

いつか勇気が必要な時に思い出せるように

 

自惚れているうちに

ちゃんと自分への自信を深める

ありのままを見る練習をする

五感が使える喜びを意識する

世界に生かされていることを実感する 

 

 

 

自惚れは

その目を曇らせて、耳を塞いでしまえば危険なもの

 

遥かなまなざしと大きな耳を持って

しなやかに体が動くことを感じて

感謝を忘れなければ

とてもしあわせな感情だ